定植して全滅したオクラですが、
その後、100粒直播して、根切り虫等にかじられ、
3株だけ残っています。
その3株のうち、
一番大きな株で開花が始まりました。
オクラの実と蕾 |
さて、オクラのネバネバ成分がムチンだと思い、
ずっと前にブログに書いたのですが、
学術秘書という肩書を持っていらっしゃる方から以下のような指摘をいただきました。
引用いたしますが、リンク先の安全性は確認していませんので、
アクセスする際には自己責任にてお願い致します。
引用ここから
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「ムチン(mucin)」について 「ムチン」は、動物性の成分です。 http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/mucin/ 日本国内でのみ拡散していた、「植物や発酵食品にムチンが含まれる」とする 誤報の(「学術情報」という意味で)大本になっていた情報が訂正されました。 * 食品工業辞典(日本食品工業学会編、昭和54年第1版発行)の用語解説の訂正に ついて 2020/07/30 当学会の前身である日本食品工業学会編の食品工業辞典の「むちん[ムチン] 」の解説について、現在の科学的知見から以下のように訂正させて頂きます。 (訂正前) 動植物より分泌される粘質物一般をいう。 (訂正後) 動物より分泌される粘質物一般をいう。 https://jsfst.smoosy.atlas.jp/ja/notices/71
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引用ここまで
というわけで、ムチンは動物性であり、
オクラのような植物性のものはムチンと言わないそうです。
コアな部分まで突っ込むと本意からズレる事は残念ですが多々あり得ると思います。
JAS認証を取っていなくとも表現できる「有機栽培」とか。
「有機栽培」と表現することそのものは違法ではないため、
何ら問題ないのですが、
有機JAS認証を得ずに、「有機栽培」で収穫した物に対して「有機農産物」と表記してしまうと違法になります。
ほんのちょっとの表現の差ですが、
実は大きな事だったりします。
ただ、それだけ「有機栽培」という概念が一般化されていないんだろうな、と思いますので、
有機JASを取得している農業者として、
届けられる範囲には、正しい有機農産物を届けられるよう、
精一杯の努力をしていきます。