ナミテントウ(テントウムシ)の幼虫です。
これが何の資材に当たるかというと、
”農薬”。
試験栽培区域で増えてきた、
アブラムシ、に対して導入してみた、
天敵製剤・天敵農薬と呼ばれるタイプです。
一見、今回のように農薬っぽく無い物でも、
農業で使うことによって分類が”農薬”になるものがあります。
以下、ウィキペディア「特定農薬」の項より引用
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2002年12月の農薬取締法の改正に伴い、無登録の農薬の製造や使用が禁止された。それまで農家の間で行われていた焼酎や木酢液、除虫菊、石鹸水、牛乳なども規制された。過剰規制を避けるため特定農薬指定制度が新設された。様々な資材について検討を行い、安全性と薬効が確認されれば特定農薬に指定される事となった。後に農薬という言葉のイメージが悪いということで特定防除資材という通称が認められた。
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引用ここまで
今でも家庭菜園で普通に散布されている物ばかりだと思います。
それでも、農業分野で事業として使用すると、
”農薬”。
現状、特定農薬に指定されている物は5種類だそうで、
重曹、食酢、地場(土着)の天敵、エチレン、次亜塩素酸水、
との事。
特に有機栽培界隈では、
重曹や食酢は民間防除法として良く聞きますが、
農薬と認知して使用していないことも・・・。
その「無農薬」表記は、本当に「無農薬」ですか?